アレルギー検査
喘息・アレルギー外来
喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症といったアレルギー症状に関するお悩みがありましたらご相談ください。喘息が疑われる方、アレルギー検査を検討されている方、離乳食をはじめるにあたって食物アレルギーが心配な方、スキンケアにお悩みがある方など、幅広いご相談に対応しています。
また、症状を軽減させるための環境整備などに関するアドバイスも行っております。お気軽にご相談ください。
アレルギーでよくある症状
長引く咳
鼻水・鼻詰まり
くしゃみ
目のかゆみ
皮膚のかゆみ
など
アレルギー検査
当院では自費検査で36項目のアレルゲンについて同時に調べられる、MAST36 mixを行っております。
(スクリーニング検査のため、保険適応にはならず全額自己負担となりますことをご了承ください。また食物アレルギーが疑われる方については保険適応で、より限られた(疑われる)項目についてよりスタンダードな検査を行います。)
ハウスダスト系
ヤケヒョウヒダニ
コナヒョウヒダニ
ネコ
イヌ
花粉
スギ
カモガヤ
ブタクサ
ヨモギ
主なアレルギー疾患
気管支喘息
子どもの場合、1歳を過ぎた頃から発症するケースが増え、7~10%の小学生が気管支喘息になっているとされています。繰り返す咳やゼイゼイという呼吸、息苦しさなどの症状が起こり、夜泣きなど頻繁に起きてしまう原因になります。小児の気管支喘息は、適切な治療を行うことで症状をコントロールすることができ、60−70%は成人期の喘息に移行せず、そのまま治癒します。治療を続けてしっかりコントロールしましょう。
なお、原因のひとつにアレルギーがあるため、ダニやハウスダスト、カビ、動物の毛やフケ、花粉などのアレルゲンをできるだけ排除することも大切です。さらに、季節、天候の変化、食べ物、薬、かぜなどをきっかけとして喘息発作を起こすケースもあります。原因がはっきりとしている場合は、できる範囲で環境整備をしていく必要があります。
アトピー性皮膚炎
かゆみのある湿疹が繰り返し生じます。皮膚のアレルギーによる炎症に、角質層など皮膚が先天的に持っている性質が組み合わさって発症すると考えられています。特にドライスキンによる皮膚のバリア機能低下は悪化につながるため、適切な保湿は不可欠です。乳児湿疹と区別がつかない場合もありますので、湿疹が広範囲になる、繰り返すなどがありましたら早めにいらしてください。
食物アレルギー
特定の食物を食べた後、アレルギー反応を起こします。蕁麻疹などの皮膚症状、嘔吐や下痢などの消化器症状、咳やヒューヒューゼイゼイする呼吸器症状など、現れる症状はさまざまです。原因となっている食物を見つけ、一定期間摂取しないようにすることで成長後に問題なく食べられるようになるケースも少なくないため、疑わしい症状がある場合には早めにご相談ください。
アレルギー性鼻炎・結膜炎
主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどがあり、原因は、花粉による季節性のもの・ダニやハウスダストなどによる通年性のものに分けられます。